『自己啓発の罠: AIに心を支配されないために』
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「自己啓発」とは何か
私たちは自己啓発に夢中だ。自己啓発の文化は、古典、宗教、資本主義などから生まれたが、今日では人工知能、ソーシャルメディア、ビッグデータという新しいテクノロジーが自己啓発の意味を書き換えている。それは数千億規模の産業だが、私たちを決して幸せにしてくれない。むしろそのせいで私たちは落ち着きを失い、不安になり、自暴自棄になっている。本書は自己啓発がなぜこれほどまでに有害になったのかを分析し、自己啓発の罠から抜け出すための新しい自己の概念と社会変革がなぜ必要なのかを具体的に示す。
2022/10/27読書開始
神の名の下で行われる自己啓発と、個人主義において行われる自己啓発との差異。
前者は異なる原理が共生するが、後者は完全に合致した単一の原理で完結してしまう。それが危うさのもとであろう。
“自己執着の形を取った自己啓発は何ももたらさず、場合によっては死に至るかもしれない、ということだ。現代のテクノロジーがこの誤った自己愛を増長させるなら、私たちは病理に陥る”